イタリア旅行の費用はいくら?日数別・人数別の総額と内訳を旅行のプロが解説【2026年版】
イタリア旅行は、1人あたり25〜45万円が一つの目安です。ただし日数・時期・誰と行くかで総額は大きく変わります。この記事では、旅行会社として実際にイタリアを手配してきた視点で、日数別・人数別の費用相場と内訳、2026年の新ルールまでをまとめてご案内します。
- 総額の目安 — 日数別(3泊5日〜2週間)・人数別(2人/1人/学生/新婚)の費用相場
- 費用の内訳 — 航空券・ホテル・食費・交通費・観光・通信・保険の最新相場
- 2026年の新ルール — ETIAS・滞在税・ベネチア入島料の追加コスト
- 安い時期 — 費用が下がるオフシーズンと高くなるピーク
- 節約のコツ — 満足度を下げずに費用を抑える実践テクニック
(5泊7日・往復航空券込)
参考為替レート
標準的な滞在日数
イタリア旅行の費用は総額いくら?まずは結論
イタリア旅行の費用は、1人あたり25〜45万円(5泊7日・往復航空券込み)がボリュームゾーンです。これは航空券・ホテル・食費・現地交通・観光・通信・保険をすべて含んだ総額の目安です。日数を延ばせば上がり、オフシーズンを選べば下がります。
近年は歴史的な円安の影響で、コロナ前と比べて同じ内容でも2〜4割ほど費用が上がっています。2026年6月時点の参考レートは1ユーロ≈185円。現地で「€20の食事」は約3,700円、「€100のホテル」は約18,500円という感覚で計算すると、予算が立てやすくなります。(参考:財務省・外国為替相場)
この記事では、まず総額の目安をつかんでいただき、続いて日数別・人数別の相場、8項目の費用内訳、2026年から加わった新しい追加コスト、そして満足度を下げずに費用を抑える方法までを順番に解説します。読み終える頃には、「自分の旅ならいくらか」を自分で見積もれるようになるはずです。気になる項目だけ目次から拾い読みしていただいても構いません。
費用が変わる4つの要素

イタリアの物価事情(2026年・円安の影響)
費用を見積もる前に、イタリアの物価を把握しておくと現地での支出がイメージしやすくなります。観光都市(ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノ)は地方より2〜3割高く、特にベネチアは水上輸送のコストが価格に乗るため割高です。
現地でかかる代表的な価格(2026年・1ユーロ185円換算)
| 項目 | 現地価格(€) | 日本円(約) |
|---|---|---|
| エスプレッソ(バールで立ち飲み) | €1.2〜1.5 | 約220〜280円 |
| カプチーノ+コルネット(朝食) | €3〜5 | 約560〜930円 |
| ピザ・パスタの一皿(トラットリア) | €10〜16 | 約1,850〜3,000円 |
| レストランのディナー(前菜+主菜+ワイン) | €35〜60 | 約6,500〜11,100円 |
| ミネラルウォーター(500ml) | €1〜2 | 約185〜370円 |
| 地下鉄・バス1回券(ローマ) | €1.50 | 約280円 |
| コロッセオ入場(予約) | €18〜 | 約3,300円〜 |
日本と比べると、外食とミネラルウォーター(イタリアでは水が有料)は割高に感じます。一方、スーパーのワインやチーズ、生ハムは驚くほど安く、€5前後で十分おいしいワインが買えます。物価の高低を理解して支出の配分を決めるのが、賢い予算管理の第一歩です。
近年は円安に加えて現地のインフレも進み、観光地の外食やホテルは数年前より体感で2〜3割上がっています。「以前イタリアに行ったときの感覚」で予算を立てると不足しがちなので、最新の相場でやや多めに見積もるのが安全です。逆に、スーパーや市場、地元のバールを上手に使えば、円安の今でも費用をかなり抑えられます。どこで使い、どこで節約するかのメリハリが、満足度を左右します。
イタリアのレストランには、パンや席のチャージとしてコペルト(coperto)が1人€2〜4ほど加算されます。メニュー価格だけで計算すると会計時に「思ったより高い」となりがちです。また、同じカフェでも立ち飲み(バンコ)より着席(ターヴォロ)の方が高くなります。観光地の広場に面したテラス席は特に割高で、1本路地を入った店の方が質も価格も良いことが多い、というのが現地を歩いた実感です。
【日数別】イタリア旅行の費用相場
ここからは日数別のイタリア旅行費用を、1人あたりの総額目安で見ていきます。航空券・ホテル・食費・現地交通・観光・通信・保険を含んだ概算です(エコノミークラス・3〜4つ星ホテル想定・2026年6月の参考相場)。
5泊7日(1週間)の費用を項目別に分解すると
たとえば5泊7日でローマ・フィレンツェ・ベネチアの王道3都市をめぐる場合、1人あたりの内訳の一例は次の通りです。航空券のクラスと時期で上下しますが、各項目の比率の感覚をつかむのに役立ちます。
| 項目 | 金額(1人・目安) | メモ |
|---|---|---|
| 航空券(往復) | 15〜25万円 | 経由便なら下限寄り、直行・繁忙期は上限 |
| ホテル(6泊・1室シェア) | 6〜10万円 | 3〜4つ星・1泊1〜1.7万円 |
| 食費(6日分) | 5〜7万円 | 1日6,000〜12,000円 |
| 都市間鉄道(2区間) | 0.5〜1.2万円 | 早割フレッチャロッサ/イタロ |
| 市内交通 | 0.3〜0.6万円 | 地下鉄・バス・1日券 |
| 観光・入場料 | 1.5〜3万円 | コロッセオ・ウフィツィ等 |
| 通信・保険 | 1〜2万円 | eSIM+海外旅行保険 |
| 滞在税・ETIAS・予備 | 0.5〜1万円 | 2026年の新コスト+雑費 |
| 合計 | 30〜40万円 | — |
表を見ると、航空券とホテルだけで総額の6〜7割を占めることがわかります。逆に言えば、この2つを時期と予約タイミングでコントロールできれば、総額は大きく動かせます。3泊5日ならホテルと食費が2日分減り、20〜30万円が目安になります。
10日間・2週間は鉄道と宿の比重が増える
滞在が長くなると、航空券の比率が下がりホテル代と都市間移動(鉄道)の比重が増えます。10日間で4都市以上を周遊するなら、移動の最適化(後述の高速鉄道早割)が総額を大きく左右します。長期滞在ではアパートメント泊に切り替えて自炊を組み合わせると、食費と宿泊費の両方を抑えられます。
モデルコース別の費用イメージ
同じ日数でも、まわる都市の組み合わせで費用は変わります。代表的なモデルコースの目安は次の通りです(1人・往復航空券込み・標準的なホテル想定)。
| モデルコース | 日数 | 1人の目安 |
|---|---|---|
| ローマ+フィレンツェ+ベネチア(王道3都市) | 5泊7日 | 30〜40万円 |
| ミラノ+フィレンツェ+ローマ(北→中部) | 6泊8日 | 33〜44万円 |
| ローマ+ナポリ+アマルフィ(南イタリア) | 6泊8日 | 34〜45万円 |
| 主要4都市+南イタリアの充実周遊 | 8泊10日 | 40〜55万円 |
南イタリア(ナポリ・アマルフィ海岸)を加えると、ローカル交通や日帰りボートなどで費用がやや上がりますが、その分ほかでは得られない景色と食が楽しめます。「どこに行くか」と「何日いるか」をセットで決めると、予算が立てやすくなります。
スイス・フランスと組み合わせる周遊の費用
スイスやフランスとイタリアを組み合わせる周遊も人気です。この場合、国際列車や追加の航空券、2か国分のホテル・物価が乗るため、2週間で1人55〜80万円が目安になります。特にスイスは物価が高く、同じ日数でもイタリア単独より費用が上がる点に注意が必要です。隣国を足すなら、移動効率の良いルート設計が費用を左右します。
【人数・スタイル別】2人・1人・学生・新婚の費用
同じ日数でも、誰と行くかで1人あたりの費用は変わります。最大の差はホテル代です。
- ホテルを1室シェアでき、1人あたりの宿泊費が約半分に
- 5泊7日で2人合計55〜75万円(1人28〜38万円)が目安
- レストランも取り分けやすく、食の満足度が上げやすい
- シングルユース(1名1室)で宿泊費の単価が上がる
- 5泊7日で30〜45万円が目安
- 個人手配の自由度が高く、節約も贅沢も思いのまま
学生・卒業旅行の費用を抑えるコツ
学生のイタリア旅行は、長期休暇を活かしオフシーズンを狙えば20〜30万円でも十分実現できます。ホステルやアパートメント、経由便、ユース料金の活用がカギです。多くの美術館・遺跡でEU圏外の学生にも割引やユース料金が用意されており、国際学生証(ISIC)が役立つ場面もあります。
家族・グループで行く場合の費用
家族4人でのイタリア旅行は、子ども料金や部屋のシェアで1人あたりを抑えやすい一方、総額は大きくなります。5泊7日で4人合計100〜160万円が目安。ホテルよりもキッチン付きアパートメントを選ぶと、家族分の朝食や軽食を自炊でき、食費を大きく節約できます。多くの美術館・遺跡で子どもや18歳未満は無料・割引になるため、観光費も思ったより抑えられます。大人数なら、移動はタクシーをグループでシェアした方が公共交通より割安になる場面もあります。
新婚旅行(ハネムーン)の費用
イタリアの新婚旅行は、2人で60〜100万円が一つの目安です。ハネムーンは「どこに贅沢を効かせるか」で総額が変わります。航空券をプレミアムエコノミー以上にする、フィレンツェやアマルフィで眺めの良いホテルを1〜2泊だけ奮発する、記念のディナーを1回入れる——こうしたメリハリの設計が満足度を大きく左右します。すべてを高グレードにするより、印象に残る1〜2点に集中投資するのがおすすめです。
イタリア旅行の費用内訳を項目別に解説
ここではイタリア旅行の費用内訳を項目ごとに分解します。何にいくらかかるかを把握すれば、削るべきところと投資すべきところが見えてきます。
① 航空券(往復)
総額の中で最も大きいのが航空券です。日本〜イタリアは直行便(ITAエアウェイズ等)と経由便があり、エコノミーの往復でオフシーズン10〜18万円、ハイシーズン20〜35万円が目安。経由便は直行より2〜5万円安くなる傾向があります。燃油サーチャージが別途数万円かかる点も忘れずに。
快適さを重視するなら、プレミアムエコノミー(往復+8〜15万円)やビジネスクラス(往復で60〜120万円台)という選択肢もあります。10時間以上のフライトでは、座席のクラスが旅全体のコンディションを左右します。新婚旅行や記念の旅では、ここに投資する方も少なくありません。エコノミーで航空券を抑え、その分を現地のホテルや体験に回す——という考え方も含め、予算配分の中で最初に決めたい項目です。
② ホテル・宿泊費
ホテル代は1泊2名1室で、3つ星1.2〜2万円、4つ星2〜3.5万円が中心。アパートメントやB&Bはさらに割安です。観光地の中心部は便利な分割高なので、1〜2駅離れたエリアを選ぶと費用を抑えられます。
エリア選びは「安さ」だけで決めると、移動時間や治安で逆に損をすることがあります。ローマならテルミニ駅周辺は便利で価格も手頃ですが、夜は人通りや雰囲気を確認したいエリア。観光の中心に近く治安の落ち着いた一角を選ぶと、移動コストと安心の両方が得られます。徒歩で主要スポットに行ける立地は、結果的にタクシー代や時間の節約につながります。
③ 食費
1日1人6,000〜12,000円が目安。朝はバールでカプチーノとコルネット、昼は軽めに、夜はトラットリアでしっかり、というメリハリが王道です。すべての食事を観光地のレストランで取ると食費は跳ね上がりますが、昼を市場の量り売りやパニーノで済ませ、夜に郷土料理を楽しむ配分にすれば、満足度を保ちながら費用を抑えられます。Epic Traverseはワインの専門資格を持つ視点から、土地の料理に合う一杯を選ぶ「食×ワインのペアリング」をおすすめしています。各地方には必ずその土地のワインがあり、グラスで頼めば€5前後で旅の食卓が一段豊かになります。
④ 都市間交通費(鉄道)
イタリアは高速鉄道(フレッチャロッサ/イタロ)が発達しており、ローマ〜フィレンツェは約1時間半。早割(最大3〜4か月前)を使えば€15〜35、当日購入だと€50前後と倍近く差が出ます。都市間移動が多いほど、早めの予約が効きます。
| 区間 | 所要時間 | 早割(€) | 当日(€) |
|---|---|---|---|
| ローマ → フィレンツェ | 約1時間30分 | €15〜30 | €45〜55 |
| フィレンツェ → ベネチア | 約2時間5分 | €25〜35 | €50〜60 |
| ベネチア → ミラノ | 約2時間25分 | €20〜30 | €45〜55 |
| ローマ → ナポリ | 約1時間10分 | €15〜25 | €40〜45 |
3都市周遊なら鉄道は2区間で、早割をうまく使えば1人€40〜70(約7,400〜13,000円)に収まります。座席クラス(2等/1等)でも価格が変わりますが、短時間の移動なら2等で十分快適です。
⑤ 市内交通費
地下鉄・バス・トラムは1回€1.5〜2(ローマの1回券は€1.50)。1日券(ローマは€8.50・2026年6月時点)や複数回券が便利です。タクシーは初乗り€3〜5+距離料金で割高なので、観光は徒歩+公共交通が基本です。
⑥ 観光・入場料
主要スポットの入場料は積み重なります。事前予約で行列を回避でき、結果的に時間という最大のコストを節約できます。代表的な入場料は次の通りです。
| スポット(都市) | 入場料の目安(€) | 日本円(約) |
|---|---|---|
| コロッセオ・フォロロマーノ共通券(ローマ) | €18〜 | 約3,300円〜 |
| バチカン美術館・システィーナ礼拝堂(ローマ) | €20前後 | 約3,700円 |
| ウフィツィ美術館(フィレンツェ) | €25〜29 | 約4,600〜5,400円(オンライン事前予約は€29) |
| ドゥオーモ関連(フィレンツェ) | €15〜30 | 約2,800〜5,600円 |
| サン・マルコ寺院・鐘楼(ベネチア) | €10〜15 | 約1,850〜2,800円 |
5泊7日で主要スポットを一通り巡ると、入場料だけで1人1.5〜3万円になります。各都市の共通パス(ローマパス等)を使うと、複数施設の入場と公共交通がセットになり割安になることがあります。
⑦ 通信費(eSIM・WiFi)
eSIMなら1週間2,000〜4,000円、レンタルWiFiは1日500〜1,000円。2人以上ならWiFi1台シェア、1人ならeSIMが手軽でお得です。
⑧ 海外旅行保険
1週間で5,000〜15,000円。クレジットカード付帯保険でも基本はカバーできますが、医療費が高額になりがちな海外では補償額を必ず確認しましょう。

2026年の新ルール:ETIAS・滞在税・入島料
2024〜2026年にかけて、イタリア(およびEU)旅行には新しい追加コストが加わりました。見落とすと予算がずれるので、必ず押さえておきましょう。
- ETIAS(電子渡航認証):2026年後半に運用開始予定。申請料は€20(18歳未満・70歳以上は無料)。シェンゲン圏入国前にオンライン申請が必要になります。
- 滞在税(tassa di soggiorno):ホテルに宿泊するとかかる都市税。ローマで1泊€4〜€10程度(ホテルの星数で変動)。多くは現地払いです。
- ベネチア入島料:混雑緩和のため、指定日に日帰りで入る訪問者に€5〜10の入島料(4日前までの予約で€5、3日前以降は€10)。宿泊客は支払い不要ですが、オンライン登録が必要です。
これらは1つひとつは小さくても、2人・複数泊だと数千円〜1万円超になります。ETIASの最新の開始時期や金額は渡航前に必ず公式情報で確認してください。(参考:外務省 海外安全ホームページ)
イタリア旅行が安い時期・高い時期
イタリア旅行の費用は時期で大きく変わります。航空券とホテルが連動して上下するため、時期の選択は最も効果的な節約手段です。
クリスマス・年末年始を除く冬は最安。航空券・ホテルともに下がり、観光地も空いています。寒さと一部の休業に注意。
気候が良く、費用も中程度。観光のしやすさと価格のバランスが最も良いおすすめの時期です。
夏休みとホリデーシーズンはピーク。航空券・ホテルが安い時期の1.5〜2倍になることも。猛暑にも注意。
同じ内容の旅でも、ピークとオフシーズンでは1人あたり5〜15万円の差が出ることもあります。日程に融通が利くなら、4〜6月か9〜10月を第一候補にすると、費用と快適さの両方が手に入ります。
都市ごとの「安く行ける時期」の違い
同じイタリアでも、都市によって混雑と価格のピークは少しずつ異なります。旅の目的地に合わせて時期を選ぶと、さらに費用を抑えられます。
- ローマ:夏は猛暑で観光がつらく価格もピーク。11〜3月(年末年始除く)が狙い目。
- フィレンツェ:春・秋が快適。夏は混雑と暑さで宿が高騰しやすい。
- ベネチア:カーニバル(2月)は高騰。秋の閑散期は水位に注意しつつ割安。
- ミラノ:ファッションウィーク(2月・9月)と見本市の時期はホテルが急騰。避けると安い。
「いつ行くか」は、費用面で最もコントロールしやすい変数です。航空券が安い時期は(参考:Wise・イタリア旅行が安い時期)のような価格傾向の情報も合わせて確認すると精度が上がります。
費用を賢く抑える節約のコツ
満足度を下げずにイタリア旅行の費用を抑えるには、削る場所と工夫する場所を見極めることが大切です。次の5ステップが効果的です。
このほか、水は街中の給水所(ナゾーニ)で無料で補給できる、観光は無料開放日(多くの国立美術館で月初の日曜など)を狙う、両替は空港を避けて現地ATMやカード決済を使う、といった小さな工夫の積み重ねも効きます。1つひとつは数百円でも、滞在を通すと数千円〜1万円の差になります。
すべてを最安にすると、移動の乗り換えが増えたり立地が悪くなったりして、かえって時間と体力を消耗します。「航空券は経由便で節約、その分ホテルは観光に便利な立地に投資」のように、メリハリをつけるのが満足度を保つコツです。費用を「我慢」で削るのではなく、「配分」で最適化する——これが、何度もイタリアを手配してきた私たちが最も大切にしている考え方です。
個人手配とツアー、どちらが得?
費用を考えるうえで多くの方が迷うのが、個人手配とパッケージツアーのどちらにするかです。それぞれに得意・不得意があり、どちらが「得」かは旅のスタイルで変わります。
私たちはオーダーメイドの旅行会社として、この二択の「いいとこ取り」をご提案しています。行きたい場所・予算・誰と行くかをうかがい、航空券のルート、ホテルの立地、鉄道の早割タイミングまでをプロが最適化したうえで、画一的なツアーにはない自由な行程を組む——というかたちです。個人手配の自由度を保ちながら、見落としがちな費用や手配の落とし穴を回避できるのが強みです。
現地のお金事情(現金・両替・チップ)
最後に、イタリアの現地でのお金事情を押さえておきましょう。通貨はユーロ(€)です。
チップは必要?
イタリアではチップは義務ではありません。多くのレストランでコペルト(席料)が含まれるため、追加チップは不要か、満足したら端数を残す程度で十分です。タクシーやホテルのポーターには€1〜2を渡すと丁寧です。
ワインの資格を持つ立場から言えば、イタリアは食にお金をかける価値が非常に高い国です。観光地のテラス席で€60のディナーを取るより、1本路地を入った地元のトラットリアで€35の郷土料理と土地のワインを合わせる方が、満足度も価格も優れていることが多い。費用を「削る」だけでなく、「どこに使うと幸福度が上がるか」を考えると、同じ予算でも旅の記憶が大きく変わります。
手配を担当してきた経験では、予算がずれる原因の多くが「都市間の移動費」と「現地で払う滞在税・入島料」です。鉄道の早割を逃すと1区間で倍近く変わり、複数都市をまわると差が積み上がります。逆に、ここを押さえれば総額はかなりコントロールできます。費用の見積もりは、こうした「見えにくい項目」まで含めて立てることが大切です。
よくある質問(FAQ)
イタリア旅行の費用は1人いくらが目安ですか?
2人で行くと1人あたり安くなりますか?
イタリア旅行で一番安い時期はいつですか?
現金はどのくらい持っていけばいいですか?
2026年の新しい追加費用は何がありますか?
個人手配とツアーはどちらが安いですか?

まとめ:費用を最適化したイタリア旅行を
イタリア旅行の費用は、1人25〜45万円を起点に、日数・時期・人数・スタイルで設計できます。ポイントは、削る場所(時期・航空券・朝食)と投資する場所(立地・食・記念の体験)を分けること。8項目の内訳を押さえ、2026年の新ルールを忘れず、早めに動けば、同じ予算でも旅の満足度は大きく変わります。
- 総額の目安 — 5泊7日で1人25〜45万円。日数・時期で増減
- 安い時期 — 11〜3月初旬/4〜6月・9〜10月がバランス良し
- 内訳 — 航空券・ホテル・食費・交通・観光・通信・保険の8項目
- 2026新ルール — ETIAS・滞在税・ベネチア入島料を予算に組み込む
- 節約 — 時期ずらし・早割・朝食工夫・事前予約でメリハリ


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