氷河特急の完全ガイド|スイス8時間絶景列車旅の予約・料金・ルート徹底解説

ランドヴァッサー橋を渡る氷河特急のパノラマ車両
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世界遺産ランドヴァッサー橋を渡る氷河特急
スイスアルプス横断8時間の絶景列車旅
Epic Traverse 監修者
Epic Traverse 監修
J.S.A. ワインエキスパート・J.S.A. SAKE DIPLOMA・サウナ・スパ健康アドバイザー。スイスを含むヨーロッパ周遊・ハネムーン旅行設計を専門とする視点でお届けします。

ツェルマットとサンモリッツを結ぶ約8時間の旅、世界一遅い特急列車「氷河特急(グレッシャー・エクスプレス / Glacier Express)」。1等のさらに上をいくエクセレンスクラスは、ハネムーンや記念日旅行に選ばれ続けています。ワインエキスパート・SAKE DIPLOMA資格を持つ旅行設計者が、ルート・料金・予約方法・食事まで徹底解説します。

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スイス氷河特急の旅、
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ハネムーンでエクセレンスクラスを取りたい」「ベルニナ急行と組み合わせたい」「ツェルマット連泊+氷河特急+サンモリッツでスイスを横断したい」など、こだわりの旅程をEpic Traverseがオーダーメイドでご提案します。
8h
スイス横断時間
ツェルマット⇔サンモリッツ
291kmを8時間で結ぶ
291
の橋を通過
91のトンネルと併せて
絶景の連続を演出
2033m
最高地点
オーバーアルプ峠
白銀の世界が広がる
!この記事でわかること
  • 氷河特急が「世界一遅い特急列車」と呼ばれる理由と95年の歴史
  • ツェルマット⇔サンモリッツのルート全11ハイライト(ランドヴァッサー橋・オーバーアルプ峠・ライン渓谷ほか)
  • 2等・1等・エクセレンスクラスの完全比較と料金(2026年最新)
  • 公式サイト・代理店・93日前ルールを含む予約方法
  • ワインエキスパートが解説する車内食事(5品コース・ワインペアリング)
  • 冬 vs 夏 どちらに乗るべきかの客観比較
  • ハネムーン・記念日旅向けベルニナ急行との組み合わせモデル
目次
  1. 氷河特急とは?世界一遅い特急列車の95年の物語
  2. ルート全長と11のハイライト(ランドヴァッサー橋・オーバーアルプ峠ほか)
  3. 座席クラス完全比較(2等・1等・エクセレンスクラス)
  4. 2026年最新料金とスイストラベルパス活用法
  5. 予約方法 — 公式サイト・代理店・93日前ルール
  6. 車内ランチ・食事 — エクセレンスクラスの5品コース徹底解説
  7. ツェルマット ↔ サンモリッツ どちら起点が正解か
  8. 冬 vs 夏 — 季節別の楽しみ方の違い
  9. 持ち物・服装・乗車前の注意点
  10. ベルニナ急行との違いと組み合わせ方
  11. ハネムーンに最適なモデルコース(ツェルマット連泊+氷河特急)
  12. よくある質問(FAQ)
  13. まとめ — 想像を超えるスイス横断の8時間へ

氷河特急とは?世界一遅い特急列車の95年の物語

マッターホルン(標高4,478m)
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マッターホルン(標高4,478m)
氷河特急の起点ツェルマットを象徴する名峰

氷河特急(グレッシャー・エクスプレス / Glacier Express)は、スイス南西部のツェルマットと南東部のサンモリッツを結ぶ観光列車です。マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)レーティッシュ鉄道(RhB)の2社の路線をまたいで運行し、走行距離は291km、所要時間は約8時間。平均時速はわずか約34kmで、その名のとおり「世界一遅い特急列車」の異名で世界中に知られています。

「世界一遅い」と呼ばれる理由

名称こそ「特急」ですが、氷河特急の真価は速度ではなく、スイスアルプスの絶景をゆっくり味わうことに最適化されている点にあります。最高地点のオーバーアルプ峠は標高2,033m、最低地点のクールは585m—この標高差を3つの異なる地質帯を縫って克服していくため、ルートには急勾配・ループトンネル・スイッチバック・歯車式ラックレールなど鉄道技術の粋が詰め込まれています。「速く着く」ではなく「ゆっくり眺める」を実現するために、車両も路線もすべて設計されているのが氷河特急という列車です。

歴史と文化の3つのキーワード

1
1930年運行開始
2度の大戦と冷戦を越え、95年にわたってスイスのアイコン的観光列車として走り続けてきた
2
世界遺産アルブラ線
2008年にトゥージス〜サンモリッツ区間が「レーティッシュ鉄道アルブラ線」としてユネスコ世界遺産に登録
3
エクセレンスクラス誕生
2019年、1等のさらに上をいくプレミアム車両が登場。1車両20名限定・全席窓側のオールインクルーシブ

名前に「氷河(Glacier)」と付くのは、もともと路線がローヌ氷河を望むフルカ峠越えのルートを走っていたことに由来します。ただし温暖化による氷河の後退で、現在は車窓からローヌ氷河を直接見ることはできなくなりました。それでも世界最大級のアレッチ氷河を擁するアレッチ地方を横切るルートは健在で、白銀の山岳風景は今も変わらず旅人を魅了し続けています。

💡 雑学:「氷河特急」と「氷河急行」どちらが正しい?
日本語表記は「氷河特急」「氷河急行」「グレッシャー・エクスプレス」の3通りが混在しています。スイス政府観光局・JTB・HISなど大手は「氷河特急」を採用、鉄道専門代理店は「氷河急行」を使う傾向。本記事では検索者の多い「氷河特急」で統一しています。

ルート全長と11のハイライト(ランドヴァッサー橋・オーバーアルプ峠ほか)

ランドヴァッサー橋を渡る氷河特急の俯瞰
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世界遺産ランドヴァッサー橋
高さ65m・5つのアーチを描く氷河特急の象徴

8時間の旅の全行程をハイライト順に整理しました。ツェルマット → ブリーク → アンデルマット → ディゼンティス → クール → サンモリッツの順で走る東行き(EASTBOUND)を基準に解説します。

所要時間の目安はGEX902(東行き・エクセレンスクラス連結便)の2025年夏ダイヤ実時刻表に準拠。

8:52 ツェルマット 発 (1,640m)
マッターホルン麓のスタート地点
ガソリン車乗り入れ禁止の山岳リゾート。電気自動車と馬車だけが許される静謐な村から旅が始まる。
10:14 ブリーク 発 (681m)
シンプロン峠への玄関口
ヨーロッパ南北を結ぶ通商の中心地。シュトックアルパー城に中世の面影が残る町。
11:30 頃 オーバーアルプ峠 通過 (2,033m)
最高地点・ライン川源流の赤い灯台
冬は一面の雪原と凍結した湖、夏は緑のなかにライン川源流を示す赤い灯台。ルート屈指のフォトスポット。
11:46-11:54 アンデルマット 着/発 (1,436m)
3つの峠が交わる交通の要所
ゲーテが逗留したホテルが残る伝統の宿場町。歯車式ラックレールで標高差580mを下る区間が始まる。
12:56-13:11 ディゼンティス 着/発 (1,130m)
バロック修道院の街・鉄道会社の境界
マッターホルン・ゴッタルド鉄道からレーティッシュ鉄道へ車両会社が切り替わる中継点。
13:50 頃 ライン渓谷 通過
スイス・グランドキャニオンと呼ばれる大峡谷
約1万年前の山崩れで形成された白い石灰質の奇岩群。川沿いギリギリを走る車窓に圧倒される。
14:25 クール 着 (585m)
スイス最古の町・最低標高地点
5000年以上前から続く居住地。城壁に囲まれた旧市街の歩行者天国でスイッチバック前後交代。
15:20 頃 ランドヴァッサー橋 通過
世界遺産アルブラ線の象徴的高架橋
長さ142m・高さ65m・5つの石造アーチを大きくカーブしながら渡り、崖中のトンネルに飛び込む。スピードを落として通過する。
15:50 頃 ベルギューン 通過 (1,372m)
アルブラ谷の伝統的山里
エンガディン様式の装飾が美しい家々。ループトンネル連続で約400m登る区間が始まる。
16:10 頃 アルブラトンネル 通過
全長5,866mのアルブラ峠越えトンネル
プレダから一気にエンガディン地方へ抜ける。トンネル前後の景色のコントラストが鮮やか。
16:37 サンモリッツ 着 (1,775m)
2度の冬季五輪を開いた高級リゾート
美しい湖と森とベルニナアルプスの名峰に囲まれたゴール地点。ここからベルニナ急行への乗り換えも人気。

※ ブリーク〜ディゼンティス間以外の通過時刻は時刻表掲載駅から推計。ランドヴァッサー橋・ライン渓谷など通過地点は事業者公表の参考時刻。

291km
走行距離。東京〜名古屋間とほぼ同じを、車窓を楽しみながら8時間かけてゆっくり走る。「移動」を「体験」に変える時間感覚。

座席クラス完全比較(2等・1等・エクセレンスクラス)

氷河特急の座席は2等・1等・エクセレンスクラスの3クラス。どのクラスもパノラマ車両(天井までの大きな展望窓)が共通仕様ですが、座席配置・サービスの質に大きな差があります。

2等・1等
通常クラス・コースランチ別予約
  • 2等:4名席(向かい合わせ)
  • 1等:2名 or 4名コンパートメント
  • ランチは3品コース(前菜・メイン・デザート)別途予約
  • 日本語含む6カ国語オーディオガイド
  • 座席にコンセント・Wi-Fi完備
  • 1日4往復(夏ダイヤ)
エクセレンスクラス
2019年新登場・1車両20名限定
  • 全席窓側・1席ずつ向かい合わせ革張りシート
  • 5品コースランチ+ワイン+ウェルカムドリンク込
  • 専属コンシェルジュ&Glacier Barカウンター
  • タブレット案内+専用ウェルカムデスク
  • 大型荷物の上げ下ろし&預かりサービス
  • 夏ダイヤのGEX902/903のみ運行(1日1往復)
⚠️ 座席選びの注意
1等・2等で「窓側ソロシート向かい合わせ(独立席)」は5〜9月の夏季に争奪戦になります。代理店経由なら2023年実績で希望シート位置確保率85%以上、個人予約サイトでは取りこぼしのリスクが上がります。エクセレンスクラスは全席窓側のため、この心配はありません。

2026年最新料金とスイストラベルパス活用法

2026年5月時点の最新料金です。為替レート(1 CHF = 203円・2026年5月25日時点)で換算した参考円価格を併記しています。

サンモリッツ→ツェルマット 通し乗車の料金

クラス運賃 (CHF)座席予約 (CHF)合計参考円価格
2等15954213 CHF約39,400円
1等27254326 CHF約60,300円
エクセレンスクラス272 (1等)540 (食事込)812 CHF約150,200円

スイストラベルパス所持者の場合

  • スイストラベルパスの有効期間内なら運賃部分は無料(1等パス所持者は1等で、2等パスは2等で乗車可)
  • 座席予約料金(CHF 54)のみ別途支払い
  • エクセレンスクラスは1等パス+追加 CHF 540で乗車可
  • スイス国内で複数の観光列車を乗り継ぐなら、パス購入のほうが圧倒的に割安
  • ユーレイルパスでも乗車券部分はカバー(座席予約料は別途パス用料金)
  • 💡 代理店経由の料金(参考)
    日本のスイス専門代理店経由で予約する場合、座席指定のみ約¥10,900、座席指定+ランチパッケージ約¥22,900、エクセレンスクラスは約¥98,000が相場です(2026年現在)。代理店経由のメリットは「希望シート位置の確保率の高さ(85%以上の実績)」と「日本語サポート」。Epic Traverseでも手配代行を承っています。

    予約方法 — 公式サイト・代理店・93日前ルール

    氷河特急エクセレンスクラスの車内
    📸
    エクセレンスクラスの車内
    ©Glacier Express AG(公式素材)

    氷河特急の予約方法は大きく3パターン。それぞれメリット・デメリットがあります。

    1
    公式サイト(glacierexpress.ch)で直接予約
    英語表記のみ。クレジットカード決済。最安価ですが、日本語サポートなし・座席位置の指定が抽選になりやすい。
    手数料ゼロ
    2
    スイス専門代理店経由
    日本語で完結。希望シート位置の確保率85%以上(2023年実績)。座席指定手数料 約¥10,900〜が乗る。ハネムーンや初スイスにおすすめ。
    日本語安心
    3
    大手旅行会社のパッケージツアー
    航空券+ホテル+氷河特急が一式。割安だがエクセレンスクラス指定や日付調整の自由度は低い。
    楽だが融通効かず

    93日前ルール — 解禁日に動くのが正解

    氷河特急の座席予約は乗車日の93日前から受付開始です。5月〜9月の夏季に乗りたい場合、特にエクセレンスクラスや「1等の窓側ソロシート向かい合わせ」を狙うなら93日前の解禁日にすぐ動くのが鉄則。Epic Traverseでは、ご相談時にカレンダーを逆算して「いつ手配開始すべきか」までご案内します。

    ⚠️ 2025年からの変更点
    スイス専門代理店の一部では2025年乗車分から「氷河急行座席指定単体手配」を受付不可とした事業者が出ています。スイストラベルパス購入とセットで申し込む必要があるケースが増えているため、最新の受付条件は予約時に必ず確認を。

    車内ランチ・食事 — エクセレンスクラスの5品コース徹底解説

    8時間の旅のなかに必ず1度は訪れるランチタイム。氷河特急の食事は車内キッチンで調理した出来たてを座席まで運ぶケータリング方式で、食堂車はありません。クラスによって内容が大きく異なります。

    1等・2等のコースランチ(要事前予約)

    3品コース(前菜・メイン・デザート)または日替わり定食、アラカルトのいずれか。メインは肉料理かベジタリアンを選択できます。各地方で作られるチーズ・生ハムの盛り合わせプレートや、地元のチーズを使ったグレイシャーサラダなどが人気。冬季はサンモリッツのあるグラウビュンデン州の伝統スープ「ビュンドナーゲルシュテンズッペ(Bündner Gerstensuppe)」が定番。大麦と燻製肉の素朴な味わいが、車窓の銀世界と完璧に呼応します。

    エクセレンスクラスの5品コース(全込み)

    ウェルカムシャンパン → 前菜 → サラダ → メイン → デザートの5品コースに、ヴァレー州・グラウビュンデン州の上質なスイスワインがペアリングされて提供されます。アフタヌーンティーや乗車中のドリンク・スナックもすべて料金内。スイスワインは生産量が少なく、ほぼ100%がスイス国内で消費されるため、日本ではほとんど見かけません。シャスラ種の白ワインはマルケサンチー・チーズや川魚と、コルナラン種の赤ワインはチーズフォンデュやドライソーセージと好相性—J.S.A. ワインエキスパートとして10年以上ペアリングを試してきた立場から言えば、これらを車窓の絶景と一緒に味わえる体験は世界でもここだけです。

    持ち込みは可能?

  • 2等・1等:飲み物・軽食の持ち込みは黙認(公式には推奨せず)
  • エクセレンスクラス:持ち込み禁止(オールインクルーシブのため)
  • サービスカー(1等・2等の間に連結)でドリンクや軽食のキャッシュレス購入可
  • ランチ時間帯はサービスカー営業停止
  • ツェルマット ↔ サンモリッツ どちら起点が正解か

    サンモリッツ駅と湖
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    サンモリッツ
    2度の冬季五輪を開催した高級リゾート

    氷河特急は東行き(ツェルマット → サンモリッツ)と西行き(サンモリッツ → ツェルマット)の両方向で運行しています。どちらを起点にするかは旅程設計の重要ポイントです。

    EASTBOUND
    ツェルマット→サンモリッツ起点(東行き)
    • マッターホルンを見てから乗車・気分が高揚
    • 到着地サンモリッツから次はベルニナ急行でイタリアへ南下しやすい
    • イタリア(ミラノ・コモ湖)周遊と組みやすい
    • ハネムーンの「クライマックス→余韻」型に最適
    WESTBOUND
    サンモリッツ→ツェルマット起点(西行き)
    • サンモリッツでベルニナ急行と組み合わせやすい
    • 到着地ツェルマットで翌日マッターホルン展望台へ
    • チューリッヒ→サンモリッツ移動が必要(約3時間)
    • 「絶景の段階的盛り上がり」を体験したい人向け

    松元の個人的なおすすめは東行き(ツェルマット起点)。マッターホルンを目に焼きつけた状態で乗車すると、8時間の絶景が「すでに知っている山岳風景の延長」として身体に入ってきます。そしてサンモリッツ到着翌日からベルニナ急行でイタリアへ抜ければ、スイス→イタリアの国境越え体験が完成します。ハネムーンプランで一番人気の組み立てです。

    冬 vs 夏 — 季節別の楽しみ方の違い

    ❄️
    冬(12〜4月)
    白銀の絶景・予約取得◎
    森林限界より高いエリアは一面雪原。オーバーアルプ湖は凍結。1日1〜2往復のみで便数少。
    🌿
    春・秋(5・10月)
    緑と紅葉のコントラスト
    新緑または黄葉の山岳風景。予約は夏より少し緩和。10月12日〜12月5日は全列車運休。
    ☀️
    夏(6〜9月)
    緑のアルプス・便数最大
    1日最大4往復。エクセレンスクラスもこの時期のみ。予約争奪戦・観光客最多。

    松元の経験では「冬の白銀」を選ぶ人と「夏の緑」を選ぶ人は、旅で何を求めるかで分かれます。「日本ではお目にかかれない景色」を求めるなら冬一択。一方「ハイキングや展望台観光と組み合わせる」「他のスイス観光列車(ベルニナ急行・ゴッタルド峠など)と乗り継ぐ」なら夏が圧倒的に動きやすい。ハネムーンや記念日旅でホテルもゆったり押さえたいなら、5月下旬や9月下旬の肩シーズンが穴場です。

    持ち物・服装・乗車前の注意点

    🧳
    荷物は1人1個まで
    スペースに限りあり。大型荷物はSBB荷物託送サービス推奨
    🐕
    犬の同伴不可
    ペット連れの場合は通常列車を選ぶ
    📱
    車内Wi-Fi+コンセント
    スマホ・タブレットの充電切れ心配なし
    🎧
    日本語オーディオガイド
    6カ国語対応・予備知識なしでも安心
    💳
    車内販売はキャッシュレス
    クレジットカード・タッチ決済のみ
    🎫
    乗車には座席指定必須
    座席指定なしでは乗車不可・例外なし

    服装のポイント

    パノラマ車両は通年エアコン完備のため、車内では夏服でOK。ただし停車駅で写真を撮りに外に出ると、夏でも標高2,000m級は10℃前後、冬は氷点下です。軽量ダウン+脱ぎ着しやすい長袖のレイヤリングが基本。冬季は手袋・帽子・防滑ブーツを加えてください。

    ベルニナ急行との違いと組み合わせ方

    ベルニナ急行の赤い車両
    📸
    ベルニナ急行
    スイス→イタリア国境越えの世界遺産路線

    「スイスの2大絶景列車」として並び称される氷河特急とベルニナ急行。サンモリッツが両者の接続点になっているため、組み合わせて乗るのが王道です。

    項目氷河特急ベルニナ急行
    運行区間ツェルマット⇔サンモリッツクール/サンモリッツ⇔ティラーノ(伊)
    所要時間約8時間約4時間
    世界遺産区間アルブラ線(部分)アルブラ線+ベルニナ線(全線)
    最高地点2,033m(オーバーアルプ峠)2,253m(ベルニナ峠)
    車両カラー赤×グレーのパノラマ真っ赤なRhBオリジナル
    強み距離・絶景の長さ・食事世界遺産率・イタリア国境越え
    8時間かけてスイスを横断したいなら氷河特急、4時間で世界遺産路線を凝縮で楽しみたいならベルニナ急行。両方乗るプランの場合は、氷河特急(東行き)→サンモリッツ1泊→ベルニナ急行→ティラーノ→ミラノの動線が最も美しい。
    Epic Traverse 松元・実視察より

    ハネムーンに最適なモデルコース(ツェルマット連泊+氷河特急)

    Epic Traverseがハネムーンや結婚記念日旅行で組み立てる人気プランの骨格です。スイスを起点に8〜10日間で組み立てます。

    1
    DAY 1-2:チューリッヒ → ツェルマット
    チューリッヒ着→列車でツェルマットへ(3.5時間)。マッターホルンを臨むホテル「Cervo Mountain Resort」or「Backstage Boutique」に2泊。
    2
    DAY 3:ゴルナーグラート展望台
    登山鉄道でゴルナーグラート(3,089m)へ。マッターホルン+モンテローザの大絶景。氷河特急乗車前のウォーミングアップ。
    3
    DAY 4:氷河特急エクセレンスクラスで横断
    ツェルマット→サンモリッツ。8時間の絶景列車旅をハネムーンのクライマックスに。GEX902(朝発)推奨。
    4
    DAY 5-6:サンモリッツ滞在
    「Badrutt’s Palace Hotel」or「Carlton Hotel」に2泊。ピッツ・ネイル展望台・湖畔散策・スパで休息。
    5
    DAY 7:ベルニナ急行→ミラノ
    サンモリッツ→ティラーノ→ミラノ。スイスからイタリアへ国境越え。ミラノで1泊して帰国便へ。
    💍
    ハネムーン・記念日旅のオーダーメイド設計
    上記モデルはあくまで一例です。「ツェルマットに連泊したい」「ベルニナ急行も組み込みたい」「イタリアまで南下したい」「滞在ホテルにこだわりたい」など、お二人だけの旅程をEpic Traverseが設計します。

    よくある質問(FAQ)

    氷河特急の予約は何ヶ月前から可能?
    乗車日の93日前から座席指定が可能です。5月〜9月の夏季は特に窓側ソロシートが争奪戦になるため、93日前の解禁日に予約することを推奨します。エクセレンスクラスは1日1往復・1車両20席のみのため、解禁日に動かないと取れないことが多いです。
    スイストラベルパスがあれば氷河特急に乗れますか?
    スイストラベルパスの有効期間内であれば乗車券部分はカバーされますが、全席指定のため別途座席予約料金(CHF 54)が必要です。1等パス所持者は1等で、2等パスは2等で乗車可。エクセレンスクラスは1等パス+追加CHF 540で乗車可能。スイス国内で複数列車に乗るならパス購入が圧倒的に割安です。
    氷河特急に冬と夏どちらに乗るべき?
    白銀の絶景と予約の取りやすさを求めるなら冬(12月〜4月)、緑のアルプスと運行便数の多さを求めるなら夏(5月〜10月)です。エクセレンスクラスは夏ダイヤのGEX902/903のみ運行のため、エクセレンスクラスを狙う場合は実質的に夏一択になります。10月12日〜12月5日は全列車運休なので注意。
    氷河特急とベルニナ急行どちらがおすすめ?
    8時間かけて広大なスイスアルプスを横断したいなら氷河特急、4時間で世界遺産ベルニナ線の絶景を凝縮で楽しみたいならベルニナ急行。両者はサンモリッツで接続するため、ハネムーンや贅沢旅では「氷河特急→サンモリッツ1泊→ベルニナ急行→イタリア」と組み合わせる人が増えています。
    氷河特急の食事は事前予約が必要?
    1等・2等のコースランチは座席指定と一緒に事前予約が必要です。当日サービスカーで軽食やドリンクの購入は可能ですが、ランチ時間帯は営業停止します。エクセレンスクラスは料金にウェルカムドリンク・5品コース・ワインがすべて含まれており、追加予約は不要です。
    子連れ・家族旅行でも楽しめますか?
    パノラマ車両のため景色は子供も楽しめます。スイスファミリーカード対象の15歳以下のお子様も座席指定は必要。8時間の長丁場のため、未就学児がいる場合は部分区間(クール⇔サンモリッツの3時間など)の利用も検討してください。日本語オーディオガイドで地名・景色の解説が聞けるので学習要素もあります。

    まとめ — 想像を超えるスイス横断の8時間へ

    氷河特急は「速く着く」ではなく「ゆっくり眺める」ために設計された列車です。1930年から95年走り続けてきた歴史、世界遺産アルブラ線・ランドヴァッサー橋・オーバーアルプ峠・ライン渓谷の絶景、2019年に登場したエクセレンスクラスの専属コンシェルジュと5品コース—それらすべてが、ただの「移動」を「人生に残る8時間」に変えるための積み重ねです。

    パッケージツアーで「氷河特急乗車2時間(部分区間)」が組み込まれているだけのプランから一歩進んで、「ツェルマットに2泊してマッターホルンを目に焼きつけてから、エクセレンスクラスで通し乗車し、サンモリッツでベルニナ急行に乗り換えてイタリアへ」という旅程は、ハネムーンや記念日旅行のクライマックスとして「想像の、一歩先」を実現する組み立てです。

    関連記事

    氷河特急の現地メモ — 乗車前に知っておきたいこと

    食のペアリング
    エクセレンスクラスのスイスワインは、日本ではほぼ味わえません

    エクセレンスクラスのコースランチに合わせて提供されるスイスワインは、ヴァレー州のシャスラ種(白)とグラウビュンデン州のコルナラン種(赤)が中心です。スイスのワイン生産量は世界の0.2%以下、しかも約99%がスイス国内で消費されるため、日本ではほとんど流通しません。シャスラの淡くミネラルの効いた白は、ランチの前菜・川魚料理と完璧に重なる。コルナランの森のような奥行きの赤は、グラウビュンデン伝統のドライソーセージと一緒に味わうと、車窓のアルプスの森と一体化します。J.S.A. ワインエキスパートとして10年以上ペアリングを試してきたなかで、「その土地でしか成立しない組み合わせ」を体感できる最高の機会です。

    座席指定の鉄則
    「窓側ソロシート向かい合わせ」は93日前解禁の0時に動くべし

    1等の「窓側ソロシート向かい合わせ」は氷河特急屈指の人気席で、5〜9月の夏季は93日前解禁とほぼ同時に埋まります。代理店経由なら確保率85%以上の実績がありますが、個人で公式サイトから予約する場合は解禁日のスイス時間 0:00(日本時間 朝8時)に動くのが鉄則。エクセレンスクラスはさらに激戦で、1車両20席・1日1往復のため、ハネムーン日程が固まっている方は93日逆算で「いつ手配開始するか」をカレンダーに必ず入れてください。Epic Traverseでも逆算スケジュール表をご提供しています。

    ベルニナ急行との接続
    サンモリッツで1泊挟まないと、絶景の余韻が一気に薄れます

    氷河特急とベルニナ急行を組み合わせる場合、よくある失敗が「同日にサンモリッツで乗り換えて即イタリアへ南下」のスケジュール。物理的には可能ですが、8時間+4時間の連続乗車は身体への負荷が大きく、何よりサンモリッツの絶景湖畔やピッツ・ネイル展望台を体験できないままになります。Epic Traverseのハネムーンプランでは必ずサンモリッツに1泊を挟みます。Badrutt’s Palace Hotelのような氷河特急到着後すぐに歩いて行ける高級ホテルなら、夕暮れの湖を眺めながらシャンパン1杯で8時間の旅の余韻を噛みしめられます。これだけで旅の質が一段上がります。

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